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「もうこんな時間か。帰んないとな」
「そだねー」
「えーもう帰っちゃうの?」
しゅんと寂しそうにいう礼央くん。
私も帰りたくないよ!ほんとは。
「まーまた今度遊ぼうな」
光輝くんが礼央くんの頭を優しく撫でる。
こくんとゆっくり頷いて絶対だよ。
って言った。
ほんと礼央くんって可愛いな。
連れて帰りたいくらい…
いやいやいけないよ。
「光輝くん、私寄るところがあるから、真紀ちゃん送ってあげて」
真紀ちゃんの恋の応援するんだ。
「あーいいけど。奈央は」
「私?大丈夫。お母さんと途中で会うから」
よし。
いけ、真紀ちゃん!
『奈央のばかー////』
真紀ちゃんが顔真っ赤にしてゆでだこみたいになって小声でいった。
「そうか?じゃ真紀送るよ」
少し不思議そうな顔したけど、納得したみたいで真紀ちゃんを送っていった。
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