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江戸市ヶ谷の天然理心流試衛館道場には
道場主の近藤勇の人柄をしたって
流派を問わず
若い有能な剣士が集まっていた
彼ら八人が幕末の浪士組に加わって
上京しその後も将軍警護の役目を
果たすべく京に残った
他にも水戸浪士・芹沢鴨の一派等彼らと
行動を同じくする者達がおり
残留浪士は二十二人に達していた
勇「本っ当にすまぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
ゴシャッ!!
皆「「……………………」」
……………………
勇「会津藩に
後ろ楯になってもらう策も消えた
皆に合わせる顔がない…」
………………( ̄_ ̄;
敬助「私もなんら役に立てず
大見得切ったのにこの始末…情けない…」
敬助…勇…
お前等…
??「そんなに気を落とさず
お二人が悪いんじゃねぇから
大丈夫 俺達ゃあ何をやっても
食っていけっから気にしねぇで下さい」
勇「源さん…」
わぁー勇の顔がスゲー事になってる
総司「そうですよ近藤先生
まだ打つ手はありますよ」
新八「まぁ俺は食うや食わずの
生活なんざ慣れてるしな」
佐之助「試衛館にいた頃だって
そんなに変わんなかったぜ」
それに
『俺も 食わなくたって三ヶ月はもつ
それに食材到達なら任せろ』
ワイワイ
ガヤガヤ
平助(なんてのんきなんだ…
京に
居続けるためには他に道は無いってのに
一体これからどうるんだ!?)
スパーンッ
??「一度断られたぐらいで引いてどうすんだ
目的のためなら何度だって食い下がる
それが男ってもんだろうが
違うか総司」
†
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