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「元就ーッ!!」
政宗は、朝から元就の所へ行き、問い掛ける。
「うるさい!
静かにせぬか!」
元就は、政宗の方に向きもせず、日輪に当たっていた。
「おいおい。
せっかくきてやったのに、何だよその態度」
「我は、来てくれなど一言も言っておらぬ」
さっきからずっと日輪の方を向いて、政宗を全然見ない元就。
まるで、日輪しか、見えないみたいだ。
「そんなに日輪に当たっても、植物じゃないんだから、身長伸びねぇぞ?」
「黙れ!貴様と変わらぬわ!!」
「んだとォオオオッ!!!?」
低レベルな会話をしながら、政宗は端っこに置いてある箱に気づいた。
「なんだ...あれ...」
不思議そうに政宗が見ていると、元就は、チラッと政宗の方を見て言った。
「ぁあ、元親から貰った。」
そっぽ向きながら答えた。
...興味無いな。
「ぉ、Presentか!?」
ニヤニヤしながら政宗は言った。
「ッ!!!?」
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