電話

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「もしもし」 『こんにちは、警察のものですが富山明日香さんですね』 「はい」 『お母さんからの伝言で家に一人にするのは不安だからしばらく近所にあるおばあちゃんの家に置いてもらってくださいだって』 「わかりました」 涙を押し込みながら電話を切り 暫く泣いていた どうして私がこんな目に? 荷物をまとめた 自転車に乗り父方の祖母の家に向かった 涙を堪えながら
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