始まりは突然に…。

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二人が読んだ紙にはこう書かれていた。 ━━━━━━━━━━━━━━━ このゲームは電源を入れて後は、寝るだけでゲームで遊ぶことができます。 なお、ゲーム機から半径6m以内でないとゲームを行えないのでご注意下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 「なんか、今までのゲームとはちょっと違うな」 海斗は今まで聞いたことのない使用法に驚いていた。その反面、とても興味が湧いた。 「そうだな。とりあえずやってみようぜ」 竜也は早速電源を入れた。これで後は寝るだけである。 二人は寝るために押し入れから布団を出して敷きはじめた。 敷きおわった布団に入り、ゲーム機の電源が入っていることを確認した。 「それじゃあ、おやすみ」 海斗はそういうと、静かに目を閉じた。 「ああ、おやすみ」 竜也も静かに目を閉じた。
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