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悩み、迷いながらの日々
その集いは、月1回行われていました。
初めて参加した時は、私の想像をはるかに越える人数のお子さんが居て、正直、驚きました。
だいたい25人くらいの子供たち。その保護者。そして、たくさんの先生方がいらっしゃいました。
そう広くはない部屋に、たくさんの人がいる状態でした。
開始時間になると、子供たちは輪になり、その中央に1人の先生が立ち、保護者は、子供の後ろに座ります。
先生が、子供の名前を呼んで、呼ばれた子は挙手して返事をします。
天使ちゃんは…黙って座っていることができず、輪から離れ、あちこち走り回る状態…
「今の状況」を理解できないのか、先生の指示は、素直に聞きません。
子供たち全員の名前を確認したあとは、本を読んでくれるのですが、その時も、やはり、じっとして聞くことができず、先におもちゃで遊ぼうとしてしまいます。
周りにいらっしゃる先生方が、そういう天使ちゃんを、優しくなだめながら、今やるべきことへ「向く」ように、何度も何度も促してくださいました。
私は、「どうして、じっとしていられないのだろう」と、心の中は、涙でいっぱいになっていたのです。
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