シンデレラパロ(没)

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昔々、あるところにシンデレラと呼ばれる青年がいました。 その青年は、もうずっと前にお母さんを無くして、今は父と継母と二人の義妹と一緒に暮らしていました。 シンデレラは横暴dげふんげふん、勤勉でとてもぐうたrげふんげふん働き者でした。 そんなシンデレラを継母、ピオニーは苛めていました。 「おい、ナレーター嘘吐くな!逆だ!俺がジェイドに苛めてられてぎゃああああ!!」 余りの苛めに耐えきれなくなったシンデレラもといジェイドは継母ピオニーを焼き殺してしまいましt「人聞きの悪いことを言いますねぇ、ほんの少し懲らしめただけなのに」 いや、もうピオニーはぷすぷすって効果音出して死亡してますよ。 「貴方も殺しましょうか?ええ?」 すみませんんんんんん!!ってか話し、続けて良いスか? 「構いませんよ」 ジェイドはナレーターに絡んだ後、外へ水を汲みに行きました。 「…後で覚えていなさい…」 ぶつぶつ言いながら水を汲んだジェイドは、重くなったバケツを持って家へと帰りました。 帰った家にいたのは、喜びまくる義妹たちでした。 義妹たちの話によると、お城から舞踏会への招待状が送られてきたそうです。 しかもその舞踏会は、王子様の婚約者を決める、一人対複数の合コンみたいなもので、ジェイドは興味が無いのか、義妹たちの話を聞くとさっさと部屋へ戻ってしまいました。 後には水が並々と汲まれたバケツがポツンと残っていました。 義妹たちはそのバケツを見て、 そのバケツの水をピオニーにぶっかけました。 途端にピオニーは飛び起きました。 ピオニーは生きていたのです。 真っ黒焦げになりつつも、一命は取り留めていたのでした。 一方部屋に引きこもったシンデレラ。 何やら物思いに耽り、考え事をしているようです。 (その王子様とやらを丸め込めば…この国はいずれ私のものになりますよねぇ…) 末恐ろしい。なんとシンデレラはこの国を牛耳るつもりなのでした。
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