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「 」
「…ルーク、笑えない冗談は止して下さい。」
「冗談なんかじゃねぇっ!冗談なんかじゃ…俺はジェイドが好きなんだ!本気なんだ!最初は俺だって認められなかった…仲間で、男のお前を好きだなんて…むかつくヤローだって思ってたのに…戦闘中とかいつも助けてくれるし…俺が怪我したらちゃんと手当てしてくれるし…本当は超優しいって分かって…ジェイドの顔見る度格好いいとか思っちまうし…もうお前の顔見る度俺…俺…」
「…はぁ…、貴方が本気なのは分かりました。…で、貴方は私に何を望んでるんですか?」
「…今まで通り側にいさせてくれるだけでいい。一緒にメシ喰ったり、協力して戦ってくれるだけでいい」
「ではこの告白をしなければ良かったじゃないですか。少なくとも、今まで通りの関係でいられた筈。」
「俺なりのケジメなんだよ!もう溢れそうだった!我慢出来なかった!」
「……では今まで通りの関係ではいれなくなる覚悟は出来てたんですね?」
「勿論出来てた」
「宜しいでしょう。貴方の気持ち、快く受け入れます。」
「じゃあ…!」
「はい、付き合ってあげますよ。…ただし、夜は…覚悟して下さいね?」
「…?」
「まだ分かりませんか…まぁ仕方ないですね。教育者はあのガイですからね…」
「?」
「それより…今夜宿は私と相部屋です。良いですね?」
「勿論構わねーよ。夜までジェイドと居られるのか…譜術、教えてくれよ!」
「他のこともお教えしますよ」
「他って、何を教えてくれんの?」
(…そんな嬉しそうにされると…流石に罪悪感が…)
「まぁそれは追々」
-end-
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