・-2章-・

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同じ目的地の駅に着いて改札を後にする。 ハル「恭平飲み足りないだろ?いつもの店で飲み直そうぜ?」 恭平「帰るんだろ?」 ハル「いいじゃねえかよ!飲もうぜ!!」 "しょうがねぇな‥"とため息を吐いてキョンちゃんが了承した。 ハル「鈴も行くだろ?」 『へっ?!』 飲みに誘われたことにも驚いたけど‥ 何よりも 呼び捨てで呼ばれたことに驚く。 『あ、あたしはいいです!お邪魔だろうし‥2人で行って下さい。』 手でどうぞ、どうぞと受け流す。 ハル「ダ~メ!!行くぞ!」 腕を引っ張られる。 『えぇ??でも~‥』 ハル「俺らには性別も人種も関係ねぇ!」 ケラケラ笑うハル君。 『ハ、ハル君酔っぱらってる?!』 キョンちゃんに目で助けを求めたけどまたもや反らされた。 ハル「ゴー!ゴー!!」 本当に今日はよくわからない日だ‥ もしかしたらあのライブハウスに行ったことが間違いだったのかもしれない。 そう思いながら あたしはハル君とキョンちゃんの背中を恨めしそうに見た‥
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