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誘い
ん…
見慣れた光景だ。
電球に二つの勉強机
間違いない
「お兄ちゃん!心配したんだからね!」
俺の家だ。
でも…
「なんで俺は家に居るんだ…?」
「何言ってるのよ…学校で倒れて早退したんでしょ?」
何?
俺は確か登校途中、中嶋と戦って…?
そうだ中嶋だ。
中嶋は何者なんだ?
「なぁワカメ学校で倒れたんだよな?誰が連絡したんだ?」
「ん?先生だよ?ワタシは学校に居たけど分からなかったよ…」
こいつは…
「ごめんワカメ!俺少し出かけるから!」
「えっ、ちょっと!ダメだよぉ倒れたのに!」
ワカメの制止の声を無視して俺は家を飛び出した。
そう…
先生に話を訊くために。
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