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俺はいったい…?
周りの出来事にまだついていけずにいる。
姉
先生
そして…
「中嶋…」
何故中嶋が俺を攻撃してきたんだ?
何故俺の家の事情を知っている?
謎は深まるばかりだ。
そうこう考えていると、学校へついたようだ。
下校生の姿は見えない、遊びに夢中と言うわけだ。
「さてと、とっとと先生に訊かねぇとな…」
「何を先生に訊くんだ磯野?」
なっ!
「いつの間に…?」
「なる程、その目はこっち側に気づいたか…?」
こっち側?
どういう意味かは分からんが俺は、ハッタリをかける事にした。
「バレバレですよ、あの道端で倒れてんのを学校で倒れたことにしたの先生でしょう?」
「ほう…良い洞察力だな磯野、さすがサザエの血を引いてるだけの事はある。」
「姉さんの血が何だって言うんですか…?」
「何?クックック…ハーハッハッハ!なる程なコイツは傑作だ!」
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