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「なんだ…これ?」
、悪い目覚めだった。
外には何もない、
「夢か…」
俺の気も知れず、隣で寝ている、ワカメを起こす事で、
俺の1日が始まる。
「おいっ、ワカメ起きろ!朝だぞ!」
「…んっ、お早うお兄ちゃん…」
「ったくよ…俺の身にもなれよな…」
ふと時計を見た。
なに…?
「8:00って!もう遅刻じゃねぇかよ!」
「…ふえ?お兄ちゃん何処行くの…?」
「寝ぼけてんのかっ学校だよ!先行くからな!」
俺は、何か言ってるワカメを無視して家を飛び出ようとした。
「カツオ!ちょっと待ちなさい!」
あぁ…厭な雑音が聞こえる。
「…なんだい?姉さん忙しいから、早く要件を言ってくれないかな?」
「あんた弁当忘れてるわよ?あんたは本当に、おっちょこ…」
「五月蝿いんだよっ!今更、俺に関わるなよ!…俺もう行くから。」
俺は堪らなくなって家を出た。
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