赤の月
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そうびは思わず微笑んだ。 叔父は本当の娘のように可愛がってくれて、そうびもたった一人の叔父を慕っている。 テーブルの上に置いてあるお金をポケットに入れて、少し浮き立った気持ちを胸に階段を上がり書斎へと向かった。
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