迷宮へ…

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お母さんが私の名前を呼んだ。 …私の存在さえも忘れていたお母さんが。 目頭が熱くなるのがわかる。 「麗奈、顔が赤いわよ?…もしかして熱が上がった?」 (熱…か…) ふと、思考してみる。 (私が最後に熱を出したのは…忘れられる、3日前…っ)
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