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私が熱で寝込んで、それから、それから…っ
「ちょっと寂しくて…お母さんの顔を見て安心した、だけよ」
そういえば体が気だるいかも…
本当に熱があるみたい。
「あ、そうだ!お母さんね、レイナの為にお粥を作ったのよっ」
お母さんは、ぱぁぁぁ、と満面の笑みをこぼしながら、両手で持った小さな土鍋を見せる。
だけど食欲は…イマイチ湧かないから、
「後で食べるから、そこへ置いていて」
といいながら、私は自分の勉強机を指を指す。
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