桜の木の下には

4/11
前へ
/416ページ
次へ
「もー、ミキのせいでまた何か言われてるし。」 「俺のせいじゃないし。ジュンにも責任あるって。」 「いや、今のは絶対ミキのせいだね。この、この。」 俺の肩をバシン、バシンと叩いてくるジュン。 別に痛くないけど良い気分はしない。 「やめろって。」 パシッと叩いてくるジュンの手首を捕まえてそう言えば、 きゃぁ! …。 「ミキ。」 「いやいや!ジュンが叩くから!」 またやっちまった。
/416ページ

最初のコメントを投稿しよう!

486人が本棚に入れています
本棚に追加