02:ついてくるなよ頼むから

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残り時間全てに俺は全力を注いだ うん、今ならバイト先で店長に褒めてもらえる気がする。 「へいお待ちィ!! そしていってくるからおまえらは お と な し く 家の中で待っていろ!!!」 ラーメンをモロクに差し出し、牛乳を置いて俺は叫んだ。 多分近所迷惑だ。 「うん、わかったよ!」 マックスだけが笑顔で頷いた。 ………マックスだけかよ………… そして、うん、フォードが何故かセーラー服に身を包んでいる。 …………あっれー、何でかな?かな? 「………フォード?? おまえまで何で制服着てるのかなぁ」 つかどっから奪ってきたのそれ。 「もちろん制服屋さんから」 「…………読心術使うのヤメロ」 「うー……。あ、うん、何かね、俺も高校にいってみたいなぁって思ってさぁ」 悪夢だ。 マジで悪夢だ。 こいつら……… 常識の一欠けらもないのかッ!!!??? 誰だこいつらの設定したやつ!!!!! ・・・・・・・あ。 俺じゃん・・・・・・・ ダメだ、欝だ、死のう。 「とりあえずくるな!! 学校には死んでもくるな頼むから!」 「えー、どしてぇー?」 「学校にはいろんな人間がいるんだぞ? 危ないからダメ!」 フォードなんか連れていったら……… ゾォォォォォォ ま、間違いなく・・・・・ 数名犠牲者が出る・・・・・・・!!!!!! 「ぶー。せっかくサルワとピュセル誘ってガッコウ行こうと思ったのにー」 あ。犠牲者増えた。 ………つーか、 「副長? 貴方様は確か俺の親友様のとこの方では……?」 「…………まあな」 「え、親友様の方に行かれたらよいのではないでしょーか!」 …………… 「マックス、いくぞ……」 「うん♪ 今コーヒーいれるね!」 無視して、うん マックスと奥の部屋に消えていきやがりましたあのツンデレ鬼……… ちっ。  
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