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残り時間全てに俺は全力を注いだ
うん、今ならバイト先で店長に褒めてもらえる気がする。
「へいお待ちィ!! そしていってくるからおまえらは お と な し く 家の中で待っていろ!!!」
ラーメンをモロクに差し出し、牛乳を置いて俺は叫んだ。
多分近所迷惑だ。
「うん、わかったよ!」
マックスだけが笑顔で頷いた。
………マックスだけかよ…………
そして、うん、フォードが何故かセーラー服に身を包んでいる。
…………あっれー、何でかな?かな?
「………フォード?? おまえまで何で制服着てるのかなぁ」
つかどっから奪ってきたのそれ。
「もちろん制服屋さんから」
「…………読心術使うのヤメロ」
「うー……。あ、うん、何かね、俺も高校にいってみたいなぁって思ってさぁ」
悪夢だ。
マジで悪夢だ。
こいつら………
常識の一欠けらもないのかッ!!!???
誰だこいつらの設定したやつ!!!!!
・・・・・・・あ。
俺じゃん・・・・・・・
ダメだ、欝だ、死のう。
「とりあえずくるな!! 学校には死んでもくるな頼むから!」
「えー、どしてぇー?」
「学校にはいろんな人間がいるんだぞ? 危ないからダメ!」
フォードなんか連れていったら………
ゾォォォォォォ
ま、間違いなく・・・・・
数名犠牲者が出る・・・・・・・!!!!!!
「ぶー。せっかくサルワとピュセル誘ってガッコウ行こうと思ったのにー」
あ。犠牲者増えた。
………つーか、
「副長? 貴方様は確か俺の親友様のとこの方では……?」
「…………まあな」
「え、親友様の方に行かれたらよいのではないでしょーか!」
……………
「マックス、いくぞ……」
「うん♪ 今コーヒーいれるね!」
無視して、うん
マックスと奥の部屋に消えていきやがりましたあのツンデレ鬼………
ちっ。
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