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そんなわけで連れ去られた俺、恭也。
うん、覇王だ。
つか覇王と呼ばれている。
で、今何処を走ってるかっつーと……
「何処ここッ!!??」
と叫びたくなるような豪華な屋敷だった。
自分の家なんかじゃ決してない。
「なぁ、何処いくわけ?」
「………」
フォードは答えない
まあ多分隠密活動中なんだろーね
さてさて。
目的もわからないままついてきたというか何というか……
とりあえずアレだ
連れ去られた俺は、フォードに連れ去られたわけで……
フォードは俺のオリキャラだよな
うん、これは間違いない……
…………だとしたら他にもいるのか!?
まさか……
まさかリュガとか……ハイゼットとか!?
んー………
ファイナルさんならみたいし、地獄のモロクとかとなら同棲したい……
…………つか、フォード、おまえいったい何処からきたんだ……?
「恭也ぁ、とりあえずアレみて」
「???」
指さされた方向には、うん、これまた見覚えのある銀髪の女の子。
うん、可愛いね。
………って……
「マックスまたさらわれたんかいッ!!!!!」
とりあえずつっこんだ。
何かつっこまなきゃいけない気がした。
「で、うん。マックス捕まってるから、恭也にも協力してもらいたいの」
「………副長あたり呼べよ。もしくは…………いや、やっぱりいい……」
もしも万が一あのお方の名前なんか出してしまったら後ろにいる気がする……
恐い恐い……
つか、まあ副長に来られても困るしな。
俺の楽しいスクールライフが………
「とりあえず助けるんだけど、恭也にはとりあえず例のあのコスと、着流しと、今のやつを持ってきたよ」
「………まあ、うん、ありがとう」
とりあえず俺は迷わずでもないが、うん、見慣れた吸血鬼コスを羽織る。
うん、管理人の時はコレだもんな。
コレにリボルバーだもんな。
………何か銀髪になってるし。
「つか、何で髪まで変わるんだ??」
「ご都合主義なんだよ」
もっともだった。
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