01:何故君が此処にいる

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とりあえず俺とフォードは、マックスが捕まってる建物に侵入。 どうやってって……まあ、うん、屋敷から出て頑張った。 成功したあたり奇跡。 もしくは俺が覇王だからか…… まあ何でもいいや。 うーん…… で、何すりゃいいんだ? つか、コスしたら空飛べるんだな…… 背中にある悪魔の羽根が、うん、何かいいよねほんと。 で、今俺たちは建物の中の…… マックスが捕まってる部屋を見下ろせるくらいの通路にいた。 アレだ。 何か吹き抜けになっていたらしい。 よくは見えないが…… まだ血らしきものは見えない。 とりあえずここから……狙い撃つか? 「よぉーし、ほら、恭也。とりあえず管理人らしく逝ってこぉーい♪」 「は? ………ちょッ…… うぉわぁぁぁぁぁぁ!!!!????」 叫んだ 叫んだよ だってこいつ……ッ 俺を、俺を高さ3000メートルはある高さから突き落としやがった…… うん、視界がやばい。 何かこう……早い。うん。 下にみえる愕然とするマックス…… そして………あれは……リト………? リトと……ルア、キル………?? …………テメェらまたかよ……… とりあえず何か腹立たしかったので、俺は勇気を振り絞り羽根を広げて、実に見事に華麗に着地してみせた。 ちょっと涙目だとか知らない。 軽いジェットコースターの気分だ。 「覇王推参!」 シーン………… とりあえず……うん インパクト出し過ぎた。 覇王推参は確かに前からいってみたかったんだがさ…… ………うん、これはちょっとイタイね。 「…………きょ、恭也ぁぁ………」 か細く泣きそうなマックスの声 思ったより可愛い。 とりあえず俺は、うん、もうコレ銃を構えるしかないよね 「マックスを返してもらえるか? この変態二人組。アルマロスに言い付けんぞ」 「…………え、あ、管理人?」 「そう、俺こそ最強の管理人! またの名を覇王! またの名を恭也!」 もういいや。 ノリで突っ走るしかない。  
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