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サムは、再度コンスタンティン・ウエルチの記事に目を通した。そして、生き残っているはずのコンスタンティンの夫を尋ねると、そこで夫にある質問を投げかける。死んだ妻は、夫に浮気されたことにより錯乱、自分はこれまで一度たりとも浮気をしたことがない誠実な人間であることを訴えかけ抵抗を試みるサム。だがそれも虚しく車は勝手に動き出し、以前一家が暮らしていたブレッケンブリッジの廃屋まで2人を送り届けていた…。
女が本格的にサムを攻撃しここまでかと思ったその瞬間、間一髪で間に合ったディーンが銃で女を攻撃。怯んだ隙に女にとっての弱点「自分が殺した2人の子ども」の霊と再会させる為、強引に車ごと廃屋に突っ込むと、そこには母の帰宅を待ち望んでいた2人の子ども達の霊が姿を現し、罪悪感から解放された女は見事成仏していったのだった…。
サムの悪霊の弱点をついた見事な判断に関心したディーンは、
「(自分達は)最強だ」
と家族の絆を再確認すると、約束通り月曜日の面接に間に合うようにサムを家へ送り届ける。
しかし帰宅したサムを待っていたのは、信じ難い光景であった。それは、22年前の母親同様に天井に貼り付けられみるみる炎に包まれていく、あられもない姿のジェシカだったのだ…。
サムが兄貴の車のトランクの前に立って、武器を手に取りサムは
「やるぞ!!」
続き…。
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