22人が本棚に入れています
本棚に追加
何はともあれ「ブラック・ウォーター・リッジ」に潜む危険な生き物の存在を確信したサムは、トミーを助けにガイドと共に翌朝から森林へ救助へと向かうヘイリー達を何とか止めようとするが、ディーンはこれに対し首を縦に振らない。大切な兄が失踪しているのに化け物がいると告げたくらいで気が治まるわけはない、自分達も捜索に付いて行って、化け物から直接守ってやることが重要だと考えたのだ翌日、「ブラック・ウォーター・リッジ」ガイドのロイに付き添われ、行方不明のトミー捜索に向かうヘイリー達に半ば強引に同行したサム達は、現場付近の様子や犯人の賢さなどからこの一連の犯行を行ったのは父の残した手帳にも記載されている“ウェンディゴ”の仕業であると特定。そして、日も暮れ暗くなると圧倒的に力を増すウェンディゴ”の仕業であると特定。そして、日も暮れ暗くなると圧倒的に力を増すウェンディゴの特性を理由に出来るだけ身動きをせずに夜明けを待つが、ウェンディゴのトラップに引っ掛かりガイドのロイは呆気なく殺されてしまう…。
ロイの死体を見て慌てて逃げ出した4人であったが、ベンが転倒してしまいそれをサムが待っている間にディーンとヘイリーの2人は行方不明に…。残された2人は思わず言葉を失ったが、ディーンが所持していた「m&m(チョコレート)」を道しるべのように撒いていってくれていったおかげで、それを辿って何とかウェンディゴのアジトを発見することに成功した。
ウェンディゴの目を盗んでアジトの奥に捕らえられたディーンとヘイリーを救い出した2人は、その場で酷く衰弱した様子のトミーも救出。トミー達の運び込まれた荷物から照明弾を発見すると、ディーンを囮にしてウェンディゴを挟み込み、危機一髪のところで照明弾を命中、無事目の前の化け物を撃退したのだった…。
最初のコメントを投稿しよう!