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タカって人が、何人か参加男性を案内している間、暇だったので携帯をいじってた。
「ごめんね、待たせちゃって。」
と、タカが戻ってきた。
店員さんにコーヒーと、
軽く摘むポテトを注文して、向かいに座った。
「改めまして、タカです。」
「香里奈です…。」
タカは多分、一瞬目で私を上から下まで観察して、言った。
「香里奈ちゃん、若いね~。何歳?」
そんな高齢者しか来ないの??
「22歳です。」
「そーなんだ(笑)10代かと思って焦ったよ~。」
なんか呑気な人だな…。
開催は15時からって言ってたけど、もぅ15時5分なんだけど…。
「いきなりだけど、なんで来ようと思ったの?」
「いや、興味があったからです…。」
「そっか…。うちに来る人達はね、若いスラーっとした男の人って少なくて、割と30~50代のおじさんが多いんだ。」
「なるほどー…。」
「だから、もしかしたら、香里奈ちゃんが望む事が、何人かのイケメンとHしたい~、とかだったら、うちは違うんだ。」
いや、別にイケメン探してるわけやないし!
そりゃ面構えがいいに越したことはないけど…。
「なんかこーゆぅサークルに参加したことあるの?」
「なぃです。でも風俗で働いてたんで、別に年齢とか体系とかは気にならないです。」
だんだん、言ってて恥ずかしくなってきた。
ただやりたいだけの女になってない?!(笑)
キモイ?!(笑)
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