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先輩に告白してから1週間。
付き合う事になってメアドを交換したものの、その後メールが来る事は無かった。
俺から送ろうかとも何度も思ったが、いざ送信しようと思うと緊張してしまい…結局は送るのを断念してしまっていた。
「はぁ~。」
メール問い合わせをして0の数字を見た俺は、大きなため息をついて机に突っ伏した。
「何だ~?例の二股先輩から連絡こないのかあ?」
こいつは俺の親友の杉浦大和。
色々と口煩い所もあるが、気配りが良くて優しい奴だ。
「その呼び方はやめろ。結衣先輩だ!」
俺は眉を潜めて、軽く大和を睨んだ。
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