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最終的には命令口調。
「そんなこと突然言われても」
「明日出発だから準備しとけよ」
「…え、無視?て言うか明日からって私にも予定と言うものが…」
「無いだろ?」
「…はい」
図星をつかれ素直に頷いた。
「じゃ問題ないな」
「…はい」
言い返す言葉もなかった。
「では、どこから行きます?」
「風神が一番近いな。それにミキュルが魔力使うの下手だから、先にしておいたほうがいいだろ」
「ありがとう、シュラン君」
勢いよくシュランに抱きつくミキュル。
「引っ付くな。離れろ」
だが、すぐに離される。
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