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「もちろんですよ。さっき言ったように位の高い神様に認定してもらえるということは、それだけ力が強いってことですから」
「ふーん」
ミキュルと話しながら歩いていると、イライラしているシュラン急かされた。
「シュラン君まだ拗ねてますね」
朱姫とミキュルはクスクス笑った。
しばらく歩くと先の方から光が差していた。
「着いたみたいですね」
白い空間から出るとそこは山の頂上だった。
「寒っ!!」
いくら夏といっても、山頂はとても寒い。
しかし寒がっているのは朱姫だけだった。
「何で二人ともそんな平気そうなわけ!?」
「天界の服は魔力を込めることで、熱を一定に保つことができるんだ」
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