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「…っんん!!」
「あ、わるい。忘れてた」
自由になったミキュルは顔を真っ赤にしながら肩で息をしている。
「シュラン君わたしを殺すき!?」
「だから謝っただろ。そんなことより、こいつと契約するぞ」
危うく殺されかけたことを簡単にあしらわれたミキュル。
「ちょっと、そんなことって…」
「ミキュルうるさい」
また簡単にあしらわれ渋々契約の準備をする。
「契約ってどうやるの?」
半ば脅されてやると言ったものの、何をしたらいいかほぼ知らない。
「あ、それでしたら朱姫さんはただ見てるだけでいいですから」
「わかった」
という訳で大人しくその場で待っている朱姫。
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