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『あっそういえば自己紹介がまだだったね。 俺は鈴本公平。 君は?』
『名前…ですか…。 わたし…名前が無いんです。』
美少女にゃんこは寂しそうにうつ向きながらそう言った。
『そうなんだ…。 なら俺が付けていいかな…?』
『いいのですか…?』
『君が俺の付けた名前でいいならね♪』
公平は微笑みながら言った。
『ありがとうなのです…。 ご主人様に付けていただきたいのです…。』
美少女にゃんこは目をうるうるさせながら言った。
(くぅぅぅ…可愛いぃぃぃ…///)
『じゃ…じゃぁ…「みう」なんてどうかな…? 漢字で書くと「美雨」。 出逢った時が雨だったから雨って字を入れたんだけど…。』
公平は様子を伺うように美少女にゃんこを見た。
『うぅ…うぐっ…ふぇ~ん!』
『え!? ごめっ…そんなに嫌だったかな…。』
『違うのですぅ…嬉しかったのです…。 』
えっ?とポカンッとした顔をしている公平。
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