猫耳求めて三千里

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  『ん~やっぱ猫耳萌えるなぁ~!! でもこんな子有り得ないよなぁ…。』 携帯で小説を見ながら呟いてるのがこの話の主人公。 名前は鈴本 公平(スズモト コウヘイ) 今年18歳になった猫耳大好きの青年である。 『あれか!! 外で段ボールに入って拾ってくださいって猫耳ガールが居るのか!! …べっべつに期待してる訳じゃないけど散歩いこうかな』 今の季節は夏。 しかも今は昼間。 もっとも暑く、日差しが強い時間。 猫耳ガールを探すために散歩してるのは公平くらいだろう。 『あづぃ…暑い暑いアーツーイーッ!! 何なのこの暑さ!! 某元テニスプレイヤーのあの人もこの暑さじゃただの食いしん坊だってッ!!』 大声で独り言を呟く公平。 『と…とりあえずコンビニで涼もう…。』 微笑みながらスキップでコンビニへ向かった。
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