下校/獄骸♀

2/2
前へ
/31ページ
次へ
※女体化 獄骸♀ ある日のこと。 「隼人くーん!」 ここは並盛中。 いるはずの無い自分の恋人が、校門のまえで自分を呼んでいた。 「むっ骸!?」 「一緒に帰りましょ?」 驚いていると、骸はそういって手を差し出してきた。 恥ずかしいが、その手を握ると何時間待っていたんだ?と、言うぐらい骸の手は氷のように冷たかった。 「お前、何時間待ってたんだ?」 そう聞くと骸はニコッと笑って、 「2時間ぐらいですかね…?」 といった。 今は2月。真冬といえば真冬の時期。二時間も外にいたらただでさえ彼女は短いスカートを履いているのだからとても寒いだろう。 骸にそっと、自分のしていたマフラーを巻いてあげた。 「隼人くん?」 「寒かっただろう…」 ごめんな…。そう続けた。 「本当に寒かったですよ!」 「……すまなか「でも、隼人くんに会えたからいいです。」 「えっ…?」 「だって、こうしてちゃんと温めてくれるじゃないですか…////」 そういって赤くなった顔を隠すように、抱きついてきた。 「~////お前、可愛過ぎる……」 可愛くて、凄く可愛くて。 俺は骸を抱きしめ返した。 今度からは早めに授業を抜けよう、とひそかに考えているのは骸に秘密だ。 ****************************** 姫屍初の小説です。 駄文ですね;; これからよろしくお願いします。
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加