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しばらく町を探索していると馬に乗った武士が兵を引き連れ近づいてくるのがわかった
義啓たちは固まり警戒して刀に手をかけた
「まてまて、戦う気はない。儂の名は武田信繁と申す。そちらを城へ招くよう兄、武田晴信より仰せつかった。」
信繁は刀に手をかけたのを見て慌てたのか早口で話した
義啓(武田信繁だと!?あの名将に会えるとは…いやいや今はそれどころではない。武田の大将が何のようなんだ?)
義啓が考えていると光秀が喋った
光秀「某の名は明智光秀。失礼を承知で申し上げます。なぜ晴信殿は我らを城へ招くのですか!?」
信繁「貴殿らは足利家の者であろう!?兄上は将軍家と親しい仲だからの。」
無論今の足利家と仲良くするのは形式的となったとは故、役職を得るためである
その後義啓たちは信繁に連れられ躑躅ヶ崎館に向かった
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