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家臣「どうぞ。こちらへ。」
そう言われた義啓はついていった
屋敷の一番奥の部屋へと案内された
部屋にはすでに義輝らしき人がいた
義輝の正面に座った義啓は挨拶を行った
義啓「お初にお目にかかります。某は足利義啓と申します。」
義輝「主が義啓か。古河の足利家の者か。」
聞いたことのない義啓の名前に義輝は訊ねる
義啓「いえ違いまする。」
義輝「ではどこの足利家じゃ」
義啓「某は…」
ここまで言うと義啓は口を閉ざした
義啓(さすがに未来から来たって言っても信じてもらえないよな)
義啓が途中で黙ったために義輝は再度聞く
義輝「某はどうしたのだ。」
義輝の再度聞いた時の雰囲気が明らかに自分を疑っていると義啓思った
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