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だが……
「ジン……“来る”」
「え?」
『―――吹き飛べ…』
足元が爆発したのが先か。
それとも避けたのが先だったのか?
「アリスっ!」
気付いた時には、隣でぐったりとしているアリスが倒れていた。
「アリス!しっかりし…」
「久しぶりだね?少年」
「――っ!!?お、前は…」
聴き覚えのある声。
忘れはしない、あの冷たい眼差し。
そして…
この禍々しい気配――。
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