encounter

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目が覚めると そこにはさっきの6人がいる 「気がついたみたいですね」 ジェイドがそう言うとみんなが心配そうに私の方を見る 「あの、私また…」 気を失った またこの人たちに迷惑かけたんだ 「大丈夫?リアちゃん?」 あれ?どうして名前を… ぁー、自分で言ったんだ 「はい。大丈夫で… 「ルーク『大丈夫?』って聞かれて『大丈夫じゃない』って答えないよー、顔見りゃわかるでしょ」 アニスが言ったことに気付き、ルークは私の顔を見る 「確かにすんげー真っ白だもんな」 うんうん、と頷いている 「あの私ケテンブルク生まれなんで白いのは普通なんですが…」 「だけどこんな真っ白なんですのよ」 私に鏡を見せる 「……」 鏡なんて何日も見てなかったしな 見る暇がなかった!っていっときます 「真っ白だろだからまだ寝てた方が…」 確かにみんなが言うとおりに基からの白さでなく 病的な白さだった 熱のせいで少し、赤くなっていた 恥ずかしくなりベッドに潜る 「今日はちゃんと寝てた方がいいわ、きっとまだ体がつらいだろうから」 「ごめんなさい、…ありがとう」 私はその2言しかいえなかった 「いーんだって、俺達がかってにした事だからさ」 「そーですよねー リアが倒れた時にライフボトルをかけてましたしね」 悪戯な笑顔をルークに見せる ……ライフボトルね、私死んでないのにな 「だー!ジェイド!余計な事言うな!!」 「…アッハッハッ…」 面白い人達、なんか久々に笑ったきがする 「リアちゃん、やっと笑ってくれたね」 笑った方が可愛いよ そんなことをガイさんは真顔でいう キザなのかな、ガイさんは 「なっ…リアまで笑うなよ!」 ルークさん…だって…面白いんだもん そんなやり取りを少ししたあと ジェイドが気を使ってくれた 「さて、そろそろリアも疲れて来たでしょうし私達は失礼しましょうか」 確かにそのとき少し眠くなっていた 「そうだな、でももっと話したいけどなぁ」
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