encounter

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「駄目ですわルーク、 リアも疲れているのですからゆっくり休まないといけません 話はまた今度になさって」 「そうだな、じゃあまた明日話そうなリア」 「うん、また明日話そうね、ルーク」 そんな約束をしてみんな部屋をでていった でも部屋に1人残っている ジェイドだ 「どうしたの、ジェイド?」 なんかさっきからジーっと私見ている なに、なんか顔についてる? 「いえ、ただ似ていると思いまして」 私が似てる 「まさか…ジェイドの好きな人?」 なーんて聞いてみた だって…そんなのしかそのときおもいうかばなかったんだもん 「いえ、違いますよ、ただ知っている人に似ているんです」 「そっか…」 それきり話はしなかった ただ私が眠ろうとしたときジェイドが 「お休みなさい、リア」と言いいながら寂しそうな顔をしていたのは 少し覚えている 今になってわかるのもへんかな 今日3度目の眠りについた後ある夢を見た 私がいて 誰かがいて おっきな城みたいなところで みんな楽しそうに笑ってる なんでこんな夢を 誰がいるんだろ わからない 知らない いつの間にかその夢は覚めて、目の前には天井がある なんか久しぶりにこんなにゆっくり寝た気がする でもいつまでもこうしているわけにはいかない 昨日の人達にお礼を言ってホテル代を払わなきゃいけないし そのつもりなんだけどあまり持ち合わせもないしなー 「どうしよ…」 悩んで歩いていると人にぶつかった 「あっ…ごめんなさい!」 「ごめん!」 …ぶつかったのは昨日助けてくれたルークだった 「リア!起きて大丈夫なのか?」 確かに少し体はだるかったが別に支障はなかった 「ルーク…大丈夫だよ、沢山寝たし熱ももう無いみたいだから」 「そっか…ならいいけどよ あんまり無理すんなよ?」 ルークは心配性なんだろうとおもった 「うん!ありがと」 「別に礼言われることじゃねーよ…あっそうだ!リア、飯食えるか?」 「ご飯?…少しお腹は空いてるけど」 いきなりなんだろ? 「それなら一緒に食おーぜ」 手を捕まれ、駆け出す 「ルーク!どこいくの?」 「ん~食堂?まぁいいから!行くぞー」 このあとは無理矢理食堂に連れていかされた
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