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それから母親は黙って扉を閉めた。ゆっくりと、冷たく重たい心の扉を閉めるように――。
タヒ尾
「ああ、どうしようかな」
―5年g(……分後―
???
「どうしたのん? ダビ尾゙ぢゃん゙」
「なぬかあったのかしらん? んん? んふぅん? んんん?」
タヒ尾の眼前に幼なじみの幸子が鼻息を荒げて迫っていた。
幸子は、タヒ尾が赤ちゃんの時から隣に住んでいた幼なじみで、当時は63歳、現在では77歳のおばあさんである。
[ガイド]
熱燗のカフェオレ割りを飲んでる間に地の文に私の仕事を取られましたー。私はとっても悔しいでーす。
悔しいのでそのババァについて補足します。
彼女はかつて若き日のタヒ尾にセクハラをしたのでした。その日からタヒ尾は家に籠りきりになり、廃人(ネトゲ)になってしまったそうです。
彼の右手をご覧下さい。
しっかりと持っているのはノートパソコンです。これで彼は電源のアダプタの差せる所さえあれば、もう孤独ではないのです。
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