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ぽつりぽつりと紡いだ カラフルな糸の中に 幼い頃に描いた夢が隠れていた それはあまりにも美しく儚く 触れたら溶けてしまいそうな甘い砂糖菓子の様で 思わず笑いが込み上げる 嗚呼 なんて無垢なのか 酸いも甘いも知らずに温室で育った花の様に その夢は掌に吸い込まれる 不意に顔を上げると仲間の顔 Hello Hello 僕はこんなに幸せです 僕(キミ)には どう映っていますか?
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