第三章 問題…

2/6
前へ
/28ページ
次へ
時は流れ昼休み 賢「…………………」 相変わらず寝ている賢 その隣で鞄をあさっている秋 秋(ない…何で朝入れたはずの弁当がないの?どうしよう…) そう秋は弁当を忘れてしまったのだ 秋(ぅぅ…食堂行こうかな。でもお金なんて持って来てないしな…) 秋がそんな事を思っていると賢が起きて伸びをした 賢「ん?どうした?」 秋「な、何でもないわよ」 賢「そうか」 秋「はぁ」 その時ぐぅぅぅぅと秋のお腹が鳴る 秋「はぅ///」 秋は顔を真っ赤にしてお腹を抑えた 賢「もしかして…弁当忘れたのか?」 秋「コクッ」 賢「はぁ…ほら俺の弁当やるよ」 秋「うっ…べ、別に良いわよ。そんな気を使わなくて」 賢「じゃあその手はなんだ?」 秋は賢の弁当箱をがっちり掴んでいた 賢「はぁ…ほら食えって」 賢は弁当箱を秋に渡す 秋「あ、あんたはどうすんのよ。あんただってお腹減ってるんでしょ」 賢「別に何とかなるし。目の前で腹鳴らされたらあげざるおえないしな」 秋「うっ///」 秋は恥ずかしくなり再び顔を赤く染める 賢「早く食わないと時間なくなるぞ」 秋「あ、有り難く頂くわ」 賢「ああ」 そう言うと秋は弁当箱を開いた
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加