7人が本棚に入れています
本棚に追加
時は流れ昼休み
賢「…………………」
相変わらず寝ている賢
その隣で鞄をあさっている秋
秋(ない…何で朝入れたはずの弁当がないの?どうしよう…)
そう秋は弁当を忘れてしまったのだ
秋(ぅぅ…食堂行こうかな。でもお金なんて持って来てないしな…)
秋がそんな事を思っていると賢が起きて伸びをした
賢「ん?どうした?」
秋「な、何でもないわよ」
賢「そうか」
秋「はぁ」
その時ぐぅぅぅぅと秋のお腹が鳴る
秋「はぅ///」
秋は顔を真っ赤にしてお腹を抑えた
賢「もしかして…弁当忘れたのか?」
秋「コクッ」
賢「はぁ…ほら俺の弁当やるよ」
秋「うっ…べ、別に良いわよ。そんな気を使わなくて」
賢「じゃあその手はなんだ?」
秋は賢の弁当箱をがっちり掴んでいた
賢「はぁ…ほら食えって」
賢は弁当箱を秋に渡す
秋「あ、あんたはどうすんのよ。あんただってお腹減ってるんでしょ」
賢「別に何とかなるし。目の前で腹鳴らされたらあげざるおえないしな」
秋「うっ///」
秋は恥ずかしくなり再び顔を赤く染める
賢「早く食わないと時間なくなるぞ」
秋「あ、有り難く頂くわ」
賢「ああ」
そう言うと秋は弁当箱を開いた
最初のコメントを投稿しよう!