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秋の部屋のドアには『aki』と書かれた木が掛かっていた
秋「散らかってるけど適当に座ってて」
そう言って部屋を出て行った
賢「女の子っぽい部屋…なのか?」
机の上にはぬいぐるみ、べっとの上にもぬいぐるみ、壁紙は白、カーテンも白
女子の部屋に入った事のない賢には未知の部屋であった
よって落ち着かない賢
しばらくすると秋がコップと飲み物を持って来た
秋「あら、まだ立ってたの?」
賢「ああ、何か落ち着かなくてな」
秋「まさか女の子の部屋入ったの始めて?」
賢「あ、ああ」
秋「そうなんだ。意外」
賢「意外か?」
秋「意外よ。本当に一回も入った事ない?」
賢「ない」
秋「そっか。まあ座んなよ」
賢「…………………」
秋「それでさ、来てもらって悪いんだけどさ」
賢「ん?何だ?」
秋「その…勉強教えてくれない?」
賢「は?」
秋の意外な言葉に驚く賢
秋「だから勉強教えてくれないかな」
賢「かなり意外だ」
秋「そうかしら?で良いの?だめなの?」
賢「教えてられる範囲なら」
秋「そう」
賢「んでいつやんの?」
秋「出来るなら今が良いわ」
賢「そうか。じゃあ今やるか」
秋「家の方は平気なの?」
賢「別に平気だ」
秋「そう」
そして賢と秋は勉強を始めた
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