第一章 突然の…

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5分後… 賢「行ってきます」 そう言うと家の鍵を閉めて学校に向かって歩き出した 賢(今日の授業だるいな) そんな事を思っていると不意に声をかけられた 近おば「あら賢くんじゃない」 近所に住んでいるおばさんで長話で有名な人だ この人は喋り出したら止まらないマシンガントークの持ち主である 賢(運が悪いな。まあ適当に流そ) 賢「おはようございます」 近おば「遅刻はしちゃ駄目じゃない」 賢「解ってます」 近おば「解ってるならしないの」 賢「はい。あ、遅れてるんで急ぎます」 近おば「あらそう。行ってらっしゃい」 賢「行ってきます」 そう言って早歩きで学校に向かう 家から学校までは約20分で着く かなり家と近い 賢(それにしても暇だな) ポケットから携帯を取り出しいじりながら歩く 歩いていると曲がり角で人と派手にぶつかった
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