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?「…い……ん……ろ」
賢(いんろ?呂律回ってないインドかよ)
?「おい賢起きろ」
賢「あ?ん?あぁ」
?「あぁじゃねぇよ。ったくどんだけ長い間呼んだか解ってんのか?」
賢「悪かったな幽斗(ゆうと)」
幽斗「まったくだ」
この男は幽斗。賢の親友である。顔はまあまあで背が高い。詳しい事は後ほど
賢「今何時だ?」
幽斗「4:00だよ」
賢「随分寝てたな」
幽斗「ほんとだよ。10分くらい呼んでたぞ」
賢「そりゃ悪い事をした。反省はしている、だが後悔はしてない」
幽斗「はいはい、早く帰ろうぜ」
賢の言葉を華麗に流し言う
賢「…スルーですか?」
幽斗「スルーだ」
はぁ…とため息をつき鞄を持って今日室から出る
校門をくぐり帰宅路を幽斗と共に歩く
しばしの沈黙
幽斗「なあ、明日の転校生どんなのだと思う?」
その沈黙を破ったのは幽斗だった
賢「さぁ?男だと良いな」
幽斗「お前先生の話し聞いてた?」
賢「聞いてない」
はぁ…とため息をつく幽斗
幽斗「転校生は女だって先生言ってたぞ」
賢「さいですか」
幽斗「ああ」
賢(女かぁ、……いやまさかな)
賢が思ったのは今日の朝ぶつかった(正確にはぶつかって来た)女だった
幽斗「賢?どうした?」
賢「いや何でもない」
幽斗「?そうか」
賢「あ、俺こっちだ」
幽斗「そうか。じゃあまた明日」
賢「おう」
幽斗「明日は遅刻すんなよ」
賢「うるせぇ」
賢は幽斗と別れ家に向かう
家に着き鍵を開け中に入る
賢(疲れた)
さっきまで寝ていたせいか疲れがまだ取れきっていない
自室に入り鞄を置いてベットにダイブする
そしてポケットから携帯を取り出しいじり始める
賢「……………………」
しかし疲れていたためかすぐに意識がブラックアウトした
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