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『ずいぶん使ってないからなぁー。』
不安そうに運んできた人型のロボットを見つめていた。
『MOVE!』
警備員がそう言うと人型ロボットは目が開き喋りだした。
『コンニチワ』
ロボットは一言言った。
正直びっくりした。
まさかロボットでももはや服を着れば人間じゃないかというくらいのクオリティだ。
『こいつが学校まで案内してくれるよ。名前は…。』
警備員はそう言うと
『イブといいます。あなたを学校まで案内するデス。』
名前があったのかと思った。
『じゃあイブ!この子を頼んだよ。』
警備員はそう言って手を振りながら持ち場に戻って行った。
『あのー、イブさん?』
白髪の少年が言うと、
『さぁ!学校まで直行であるデス。』
イブは少年の手を掴み、全速力で走って学校へ向かった。
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