第二話 異能力

2/5
前へ
/13ページ
次へ
「着いたでありますデス!!」 イブはロボなら出るはずない汗ふく動作をしていた。 「あっ、あっぶねーだろーが!」 手がちぎれそうだ。 そんなの気にしてないイブは目の前の黒いマンションを指さしていた。 「ここが今日からあなたの住む寮でありますデス。」 見るからに寮ってレベルじゃない。 むしろ東京ドームぐらいあるんじゃないかと思うくらい凄い。 「あなたの部屋は6024室にありますデス。」 とイブは得意気に言った。 「てか部屋の数多すぎだろ。」 「それは最大学園都市なのでこれくらいないと人が住めないでありますデス!」 白髪の少年は不可思議な顔で、 「ちなみに部屋数はどれくらいあんの?」 「1000000室でありますデス!!」 白髪の少年の口が半開きになっていた。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加