終止符
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身体を繋げた後の甘いけだるさが大好きだと思う。 乱れたベッドの上で、グラスに口をつけて彼がのどを鳴らす。 わたしは薄幕のかかった脳ミソのまま、そこから目が離せない。 「…いる?」 「いらない」 いつものこの部屋で、 ただわたしは、そんな風にあたしをも飲み込んでしまってほしいと思っただけ。 そしてあなたのからだの中に滑り込むんだ。 ……大丈夫かなわたし。変態だね。 それとも、あなたがわたしを壊している?
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