序章

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1990年5月5日 ごく普通の八百屋に一人の男児が誕生した。 名前は【八神 凛】 父親が草野球をしているのを見ていたせいか野球が大好きである。 小学校1年生になったとき近所の少年野球チームに入団した。 運動神経は良い方である。 だからといってどうあがいても小学1年生。 レギュラーを取れるはずもない。 練習を休んで父親の試合を見に行くことも多かった。 なにより、試合に出れないのだからまともな試合を見ている方が楽しかった。 そして、父親の試合の帰りにあった出来事が凛の人生を大きく変えた。
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