父の死

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少年は、さっそく生前の父からの手紙を見てみた。 そこには数字が何個か書かれているだけだった。 この手紙は、探偵に憧れる少年のために、父が考えた暗号であった。 少年は前にも父から暗号の書かれた手紙を何度か貰っていた。そうして父と遊んでいたのだ。 父が最後に少年に残した暗号。少年は、その解読にのりだした。 これは、クリスマスの一週間前の話しである。
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