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俺と爽華は別れ、学校近くになると爽華の友人の麻衣子に会った。
「爽華ー。おはよー！」
「…あっ！ぉはよ…」
危ない！
今俺は爽華だったんだ！
「元気無くない？坂野と何かあった？」
「イヤ…そうじゃなくて…」
「あ…じゃあ誰かに嫌がらせされたとか！？」
「全然そんなんじゃね…そんなんじゃないからっ！」
この話し方…慣れない…。
「そっか…ならいいのよ！坂野モテるからちょっと気になっただけだし。何かあったら相談しなさいよ！」
相談しろって言っても…
こんなの相談出来る訳ねぇだろう！
と言うか信じねぇだろうな！
タタタタッ！
「おーはよーぉ❤」
いきなり俺に誰かが抱きついて来た！
「なっ…なんだよいきなりっ！」
俺は少しドキドキしながら振り払った。
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