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「お邪魔します。」 「別に誰も居ないし…」 「え?妹さんは?」 「あぁ…祐夏(ゆうか)は部活で遅いらしい。もう少しで帰って来るだろうな…」 「そう…」 ねぇ。 二人っきりってやばくない? 爽華はリビングに案内される。 「じゃ。俺部屋戻ってるから。」 「うん…」 まぁ、そんな深く考える必要ないか。 別に私達、何にもないし! ただの幼なじみなだけだし! ただのね…。 …。 ヒマね…。 私は椅子に座って辺りを見ている。 そして立ち上がった。
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