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「穂乃華(ホノカ)~起きろ」
二階の窓にむかって呼ぶ声がする
「もう、起きてるよ。リューちゃん」
私は自分の部屋の窓から顔を出した
「だったら早くしろよ。遅れるぜ?」
腕時計を見ると時刻はもう8時を回っていた
「やばぁ~っ今行く!!」
私は急いで玄関に向かった
ガチャ
「行ってきまーす!」
「いつもごめんね。りゅうちゃん」
玄関からお母さんが顔を出す
「急ぐよ!リューちゃん!!」
私は自転車に跨った
「誰のせいだよ。たく」
行ってきます。タイちゃん..
私とリューちゃんは同じ高校に入学した
私は少しレベルを下げて、リューちゃんはスポーツ推薦ギリキリで..
見事、高校デビューを果たした
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