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「えっ!!まゆちゃん!?」
後ろから先輩の声が聞こえた
後ろを振り向くと先輩が汗を拭きながら近寄ってきた
「やっぱりまゆちゃんじゃん!!久しぶり♪」
「陽くん久しぶり」
「悠の事か??」
「うん…なんか心配で…」
「そうか…悠には会ったのか??」
「うん、さっき…
でも怒らせちゃった」
「やっぱまだひきずってるか…」
「そうみたい」
「それにしてもやっぱ双子だな
後ろ姿とか横顔とかあやちゃんに似てる」
「似てるって言われるの前は凄く嫌だったのに…
今ではあやちゃんがあたしの中で生きてるみたいで嬉しい」
「お前あれからいい女になったな♪
前はワガママな姫だったのに」
「なによー、うるさいわねぇ!!」
「それよりお前学校は??」
「今から行くわよ
じゃあねハルちゃん♪」
「は、はい!!また…」
まゆさんは足早に去っていった
先輩はまゆさんの後ろ姿を切なそうな顔でずっと見ていた…
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