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……────
「來喇~!」
髪の長い綺麗な青紫色の髪の青年が、もう1人の赤オレンジ色の髪をしている青年に近寄る。
「悪いなシグナルιこの後から琉衣と二人て任務があるんだι本っ当に悪い!!ι」
シグナルは1瞬だけ、暗い顔を為るが直ぐに笑顔を作る。
「……別に良いよ!琉衣と任務何だろ?さっさと行かないとヤバイんじゃねぇの~?」(ニヤニヤ)
「あ、そろそろ行かねぇとヤバッιんじゃぁ、また後でな!」
シグナルに手を振り、既に任務へと向かう準備が整っている琉衣に、小走りで彼女に近寄る來喇。
その時の來喇の表情は、笑っていた…。
…─────
シグナルは自分の部屋に戻り、ベットに寄り枕に顔を埋める。
「(やっぱり…女の人じゃないと來喇を愛せないの?)」
こんなにも、來喇を想って居るのに。
この恋が禁断の恋だとしても…。
僕は……。
シグナルの瞳に涙を溜めて頬に雫が撫で落ちる。
でも、
來喇の側に居るのはシグナルでは無く、何時も來喇の側に居る琉衣とゆう女性。
けどそんなシグナルはあの時、必死に自分を助けに来た來喇を見た時、正直驚いた。
まさか、助けに来るとは思いも因らなかったからだ。
余りにも驚く程だった。
その時に來喇は、敵に向かって大声で叫びだした。
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